大洲城(おおずじょう)
大洲城は、鎌倉時代末期、伊予国の守護宇都宮豊房の築いた地蔵ヶ岳城(じぞうがだけじょう)が始まりといわれています。
激動の戦国時代を経て、小早川隆景が伊予を平定した後、戸田勝隆、藤堂高虎、脇坂安治が相次いで城主となりますが、このころ4層4階の天守を中心とした本格的な近世城郭に整備されたのではないかと考えられています。 |
臥龍山荘(がりゅうさんそう)
臥龍山荘は肱川流域随一の景勝地に望む三千坪の山荘で臥龍院・知止庵・不老庵の三建築はそれぞれ風情ある数寄をこらした逸品揃いです。
特に臥龍院にある清吹の間、壱是の間、霞月の間は、春夏秋冬、四季折々に深い趣があり、忘れかけた茶の心、日本の心が今に生き続けています。 |